海外の取引所「EtherDelta」(イーサデルタ)がハッキング被害にあったことを公表しました。
EtherDeltaは2017年12月20日にTwitter公式アカウントより下記のアナウンスを公表しました。
Dear users, we have reason to believe that there had been malicious attacks that temporarily gained access to @etherdelta https://t.co/NnqU5Er4rj DNS server. We are investigating this issue right now – in the meantime please DONOT use the current site.
— EtherDelta (@etherdelta) 2017年12月20日
EtherDeltaのユーザーなどによると、一時サイトへアクセスするとフィッシングサイトに遷移されログインID・パスワードなどの情報を求められたなどの報告が相次ぎました。
なおEtherDeltaの公式サイトは12月21日18:30現在アクセスできない状態になっています。
EtherDeltaは仮想通貨取引所でも珍しい「DEX」(Decentralized Exchange、分散型)取引所で、非中央集権型が多い暗号通貨の取り引きを行うにあたり、取引所も分散型(非中央集権型)であるべきとのニーズが高まりを見せており、DEX型の取引所のICOも行われるなどその存在に期待が集まっています。
現在での既存の取引所は、中央集権集権型の取引所が圧倒的に多い状況です。
DEX取引所のニーズが高まっている背景には、中央集権型取引所の場合ハッキングによる資産の紛失のリスクが高いことや、いわゆるGOXと呼ばれる資産の持ち逃げなどのリスクがあります。
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