11月にビットコインが分裂するとのことですが、
事の発端は今年の8月にあった分裂騒動が原因となっています。
8月の分裂騒動では「ブロックサイズを大きくする派」と「Segwitを実装する派」に分かれていました。
そしてSegwitを実装してそのあとブロックサイズを大きくする(Segwit2x)ということで決着がつきました。
しかし、Segwit2xはブロックサイズを大きくするためとわかり、それが問題となって11月にまた分裂騒動が起きるといった現状になっています。
ブロックサイズを大きくする派としてはビッグブロックにより手数料の取得や利権なども関わっており、マイニングを中心として考えている組織になります。
一方のSegwit派はビットコインの機能上昇やブロックサイズを小さくすることはセキュリティの向上と考えています。
Segwit2xが推進するビッグブロックには「リプレイアタック」といったサイバー攻撃が完全に防げないとされています。
そのためセキュリティ面で不安視する声も挙がっています。
そうした中10月6日より香港の取引所BitfinexでSegwit2xの取引が開始されました。
なお同日に非営利団体等が運営する「Bitcoin.org」がSegwit2xを避難しています。
Segwit2xがBitcoin.orgへリスクを減らすように求め、ビットコインとSegwit2xビットコインを別に取り扱うように求めたため、
Bitcoin.orgはSegwit2xへ警告しました。
このような出来事もありBitfinexはSegwit2xのことを「B2X」とし、元々のビットコイン(BTC)を正式なビットコインとすることを発表しました。
分裂を繰り返すビットコイン。
騒動が話題性にもなるが、起こりすぎると信用を失ってしまいます。
これから先ビットコインがどのようになるのか、冷静な目で見て判断し投資すると良いでしょう。
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