Dashとは?仮想通貨初心者のための2分でわかるダッシュの基礎知識!

Dashとは、決済の速さと匿名性が特徴のアルトコインです。

ダッシュの特徴

Dash(ダッシュ、DASH)とは、2014年に生まれた匿名性・決済の即時性が特徴のアルトコインです。

2015年にリブランディングされるまでは、後述する匿名性確保のためのトランザクション形式である「Darksend」からDarkcoin(DRK)という名前でした。

また、決済の即時性もダッシュの大きな特徴です。
この即時性を実現するために、InstantSend(インスタントセンド)というシステムを採用。

ビットコインでは承認を行うのに10~30分程度の時間がかかると言われています。この即時性のなさはネックとも言えました。
ダッシュはInstantSendのシステムを採用することでこの時間を数秒にまで短縮。

海外を中心に仮想通貨で決済できる自動販売機なども登場しており、こうした決済にも即時性の高いダッシュは適していると言えます。

2016年初めにはビットコインなど仮想通貨専用のATMを提供し、世界トップクラスのマーケットシェアを誇るLamassu社と業務提携契約を行いました。
これにより、ダッシュは市場通貨並みに使いやすい通貨になりうる可能性を高めていると言えそうです。

ダッシュの概要

概要 
通貨単位(シンボル・ティッカー)DASH
取引開始日2014年1月18日
発行上限数約22,000,000DASH
承認アルゴリズムProof of Work(X11)
DASHコイン公式サイトDASH

ダッシュの高い匿名性

ダッシュではDarksend(現在の名称はPrivateSend)と呼ばれるトランザクション形式を用いて高い匿名性を実現しています。

例えばビットコインはブロックチェーンを確認すれば、誰が誰に送ったのか1対1でわかるようになっています。

一方Darksendを採用しているダッシュではブロックチェーンを確認してもわかりません。

このようなDarksendの匿名性は、Coinjoinという方法で出来上がっています。
Coinjoinとは、同じ時期に送信しようとしている複数のユーザーの仮想通貨を、一度一定の場所に入れてから再度個別に特定のユーザーに送金していく方法のことを言います。

一度ある場所に送受信情報を入れ、その情報をミックスしてしまうことで匿名性を維持しているという訳です。
ただし、Coinjoinには使用するために二つの条件をクリアしなくてはなりません。

  1. 参加者が3人以上必要
  2. 送金限度額は1000DASHまで

この二つの条件をクリアできれば使用可能となり、匿名性が維持された取引が可能になります。

ダッシュの歴史(抜粋)

Dashコインの歴史(抜粋) 
2014年1月18日XCoin(XCO)としてリリース、ローンチ後最初の2日間で、約190万コインが採掘。
2014年2月28日名称がDarkcoin(DRK)に変更
2015年3月25日リブランディングによりDash(DASH)と改称、InstantSend開始
2015年末~2016年初頭Lamassu社と業務提携契約

Twitterまとめ

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