【2019年5月10日のニュース】Binanceの盗難BTCが移動、FacebookがPayPal出身者を多数採用…他

先日のBinanceハッキング事件の続報が届いています。

また独自仮想通貨が話題になっているFacebook関連では新しい情報が舞い込んでいます。

それでは2019年5月10日(金)の仮想通貨ニュースをお送りします。

バイナンス、盗難されたBTCの移動を確認 – The Block

先日Binanceで起きたハッキング事件により盗難されたビットコインが7つのアドレスへ送信されたことを海外サイトThe Block(ザ·ブロック)が報告しています。

The hacker who stole $41 million from Binance has consolidated the stolen bitcoin into just seven addresses.
Approximately 7,070 BTC was moved from Binance’s hot wallet in a single transaction on Tuesday consisting of 44 outputs  — 21 of which were Bech32 (Segwit) addresses and 99.97% of BTC was sent to the Segwit addresses.

The hacker has since consolidated BTC from 44 addresses to mere seven; six of which hold 1,060.6 BTC while one holds 707.1 BTC.
The addresses can be viewed here:


Binanceから4100万ドルを盗んだハッカーは、盗んだビットコインを7つのアドレスに統合しました。
火曜日の1回の取引でBinanceのホットウォレットから約7,070 BTC が移動しました。
そのうち 21出力はBech32(Segwit)アドレスで、99.97%のBTCはSegwitアドレスに送信されました。

それ以来、ハッカーはBTCを44のアドレスからわずか7つのアドレスに統合しました。
そのうちの6つは1,060.6 BTCを保持し、1つは707.1 BTCを保持します。
アドレスはここで見ることができます:

移動された7つのアドレスのうち、6つのアドレスには均等に1060.6 BTC、残り1つのアドレスには707.1BTCが入っていることが確認できます。

  1. bc1q2rdpyt8ed9pm56u9t0zjf94zrdu6gufa47pf62 (Bech32 address holding 1,060.6 BTC)
  2. bc1qx3628eh9tdnm0uzculu8k6r2ywfkc5zns2hp0k (Bech32 address holding 1,060.6 BTC)
  3. bc1qnf2ja3ffqzc3hskanjse6p8zag52fm6jgmmg9u (Bech32 address holding 1,060.6 BTC)
  4. bc1qw7g5uxxl750t0h2fh9xajwuxp4qt634yh3vg5q (Bech32 address holding 1,060.6 BTC)
  5. 16SMGihY94H8UjRcxwsLnDtxRt7cRLkvoC (P2PKH address holding 1,060.6 BTC)
  6. 1MNwMURYw1LkPnnpda2DQkkUsXXeKL9pmR (P2PKH address holding 1,060.6 BTC)
  7. bc1q3a5hd36jrqeseqa27nm40srkgxy8lk0v0tpjtp (Bech32 address holding 707.1 BTC)

※ 引用元のThe Blockでは上記のビットコインアドレスにblockchain explorersのBLOCKCHAIRへのURLが設置してありますので、本記事でも同じリンクを設置してあります。

ハッキングにより盗難された仮想通貨は、他の取引所に移動し換金されることが多いですが、バイナンスがすでに他取引所へ協力を呼びかけていることからその方法は難しいと思われます。

ブロックチェーンの特性上アドレスを追跡することが出来る為、ハッキング被害が発生すると追跡を開始する個人や企業も出てきますが、過去には盗難された仮想通貨がダークウェブにて販売されたこともあり、そのような場合には追跡は困難になります。

今後犯人が特定されることがあるのか、もしくは逃げ切るのか、今後の展開にも注目されます。

FacebookがPayPal出身者を多数採用、来四半期に独自通貨を発表か – Bloomberg

SNS大手のFacebbook(フェイスブック)がPayPal(ペイパル)出身者を多数採用したとBloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

また同報道内でFacebookの独自仮想通貨発表(もしくは発行)が来四半期になるのではとの予想が立てられています。

The inner workings of Facebook Inc.’s blockchain team are still shrouded in secrecy, but it’s staffing up, according to people familiar with the group.
Those people said that its product, which Bloomberg earlier reported will be a type of cryptocurrency, could be announced as soon as next quarter.

Launched last May, Facebook’s blockchain unit now counts 50 employees.
A significant number of those employees—about one in five—used to work at a single company: PayPal Holdings Inc.
This quasi-reunion, driven by the group’s leader, former PayPal president David Marcus, is the latest signal of Facebook’s wider ambitions to integrate payments into its platform.


Facebook Inc.のブロックチェーンチームの内部の仕組みは依然として秘密に包まれているが、このグループに詳しい人々によると、スタッフが増えているという。
これらの人々は、ブルームバーグが以前に報告したその製品は一種の暗号通貨であると発表したが、来四半期にはすぐに発表される可能性があると述べた。

昨年5月に発売された、Facebookのブロックチェーン部門は現在50人の従業員を数えている。
かなりの数の従業員(約5人に1人)が単一の会社で働いていました。PayPalHoldings Inc.
グループのリーダーである元ペイパル社長のDavid Marcusに牽引されたこの準再会は、支払いを自社のプラットフォームに統合するというFacebookの幅広い野心の最新の合図です。

同紙は「Facebookが独自のPayPalマフィアを作っている」と形容しています。

Facebook’s Blockchain Team Is Assembling Its Own Mini-PayPal Mafia

The term “PayPal Mafia” was coined in the mid-2000s to describe the later feats of PayPal’s early team, whose members include now-tech luminaries like Elon Musk, Reid Hoffman and Peter Thiel.
Another, smaller PayPal mafia could be said to be forming in the Facebook blockchain group, which also includes Meron Colbeci, who worked with Marcus at PayPal in product management, as the group’s director of product, as well as Nate Gonzalez, who worked at PayPal on global peer-to-peer payments, and who Colbeci and Smedley helped recruit in October, one of the people said.


Facebookのブロックチェーンチームが独自のMini-PayPal Mafiaを組み立てている

「PayPal Mafia」という用語は、PayPalの初期のチームの後期の偉業を表すために2000年代半ばに作られました。
そのメンバーには、Elon Musk、Reid Hoffman、Peter Thielのような現在のハイテク著名人が含まれます。
もう1つの、より小規模なPayPalマフィアは、グループの製品ディレクターとしてMarcusのPayPalで製品管理を担当していたMeron Colbeciや、PayPalで勤務していたNate Gonzalezなど、Facebookのブロックチェーングループで形成されていると言えます。
世界的なピアツーピア支払い、そして10月にColbeciとSmedleyが採用を手伝った人物について、ある人は言った。

仮想通貨を差し押さえ、岐阜県警

駐車違反金を滞納していた男性の仮想通貨を岐阜県警が差し押さえ、換金·徴収したと複数メディアが報道しています。

REUTERS(ロイター)などの報道によると、男性が保有する仮想通貨約40万円相当を4月10日に差し押さえ、5月8日に徴収が行われました。

徴収額は、違反金1万5000円と延滞金9600円の計2万4600円としています。

男性は2014年8月に岐阜市内で駐車違反をした後、再三に渡る督促に応じなかったための措置とあり、男性の財産が他に確認出来なかった為としています。

2017年4月の改正資金決済法施行で、仮想通貨(暗号資産)は法律上財産として認められており、駐車違反に対し仮想通貨の差し押さえが行われたのは兵庫、埼玉に次いで3例目、中部地方では初となります。

世界の主要な仮想通貨取引企業が業界ブラックリスト作成へ – Bloomberg

アメリカ、シカゴで火曜日に行われた会議において、リップル社を含む世界の主要仮想通貨取引企業のグループが、疑わしい取引などに関与した企業などのブラックリストの作成案を提案したとBloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

Firms including DRW Holdings Inc.’s Cumberland crypto unit, Mike Novogratz’s Galaxy Digital Holdings and Ripple discussed creating a blacklist of counterparties known to renege on trades or engage in nefarious activities, at a gathering Tuesday in Chicago.
An alternative suggestion was to establish an accreditation of firms in good standing as approved by a loose association of crypto businesses known as the Crypto OTC Roundtable Asia, or CORA.


シカゴでの火曜日の集会で、DRW Holdings Inc.のCumberland暗号ユニット、Mike NovogratzのGalaxy Digital Holdings、Rippleなどが、取引に悪影響を及ぼすまたは悪質な活動に携わっていることが知られている相手方のブラックリストの作成について話し合った。
代替案としては、Crypto OTC Roundtable Asia(CORA)として知られる暗号ビジネスの緩やかな関連付けによって承認されているように、企業を優良な状態で認定することが挙げられます。

国内トップ「14種類」の豊富な通貨取扱数!

Coincheck(コインチェック)

  • 国内トップクラスの豊富な通貨取扱い数が魅力!
  • 「貸仮想通貨」なら最大年率5%が貰える!
  • マネックスG傘下で安心の国内老舗取引所!
テスト

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です