史上稀にみる10連休となったGWが明け、新元号を迎えましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、CMC(CoinMarketCap、コインマーケットキャップ)がBitfinex(ビットフィネックス)社の価格を除外したことが話題となっています。
それでは2019年5月7日(火)の仮想通貨ニュースをお送りします。
Contents
CoinMarketCapがBitfinexの価格を除外
仮想通貨の時価総額サイトとして世界有数のCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)が、Bitfinex社の価格を除外して話題となっています。
同サイトは、価格を除外する条件としてサイト内のMethodology(方法論)にて下記の説明しています。
(3) Price (Cryptocurrency)
The price of any cryptocurrency is a volume weighted average of market pair prices (1) for the cryptocurrency.
The higher percentage of volume contributed from the pair, the more influence it has on the average price.
The rationale for using a weighted average is because in general, markets with higher volume have higher liquidity and are less prone to price fluctuations.
Some prices are manually excluded from the average, denoted by an asterisk (*) on the markets tab if the price does not seem indicative of a free market price; for example, when an exchange disables withdrawals or deposits, or regulatory conditions make it impossible for anyone else outside of a certain geographical region to buy coins.
Some prices are also automatically excluded when our algorithms detect that the reported price is a significant outlier when compared to other market pairs for the same cryptocurrency, denoted by three asterisks (***) on the markets tab.
(3)価格(暗号通貨)暗号通貨の価格は、暗号通貨のマーケットペア価格(1)の体積加重平均です。
ペアから提供された数量の割合が高ければ高いほど、それが平均価格に与える影響が大きくなります。
加重平均を使用する理論的根拠は、一般的に、出来高の大きい市場は流動性が高く、価格変動が起こりにくいためです。
価格が自由市場価格を示していないと思われる場合は、市場タブにアスタリスク(*)を付けて平均から手動で除外される価格もあります。
たとえば、取引所が引き出しや入金を無効にしたり、規制条件によって特定の地域以外の人がコインを買うことが不可能になった場合などです。
マーケットタブに3つのアスタリスク(***)が表示されている、同じ暗号通貨の他のマーケットペアと比較して報告された価格が有意な異常値であると我々のアルゴリズムが検出した場合も一部の価格は自動的に除外されます。
今回の除外についてコインマーケットキャップ側から理由について公式アナウンスは出されていませんが、Bitfinexの価格に「*」(アスタリスク)が付いているのでMethodology内の上記記載を確認する限り、CMCの「価格が自由市場価格を示していないと思われる場合」に該当したためと見られます。
またビットフィネックスのBTC価格が他取引所より高く乖離していたことと、それに加えて先日のBitfinex社とTether社がNY州司法長官から訴追された件も関係していると見られます。
前回のビットフィネックス訴追についての記事はこちら!
ETHのDApps取引量が過去最大を更新
世界の暗号通貨業界の動向を分析している Diar によると、DAppsによる先月のETH取引量が過去最大を記録しています。
また取引量の内訳としては、DEXの他に「ブロックチェーンで公平性が保たれている」ことを理由としたギャンプルアプリの人気の高まりがあります。
海外のDAppsゲームサイト dappradar によると、ランキングトップには国産DAppsゲームの My Crypto Heroesがランクしており、国内のDAppsゲーム人気の高さを物語っています。
フィデリティ、数週間以内にBTC取引を開始か
LATEST: Fidelity will buy and sell Bitcoin for institutional customers within a few weeks, according to a person familiar with the matter https://t.co/gZ7UyGFNRq
— Bloomberg Crypto (@crypto) 2019年5月6日
米金融大手Fidelity Investments(フィデリティ)が、機関投資家向けのビットコイン取引が開始予定であるとBloomberg(ブルームバーグ)が報じています。
The Boston-based firm, one of the largest asset managers in the world, created Fidelity Digital Assets in October in a bet that Wall Street’s nascent appetite for trading and safeguarding digital currencies will grow.
It also puts Fidelity a step ahead of its top competitors that have mostly stayed on the sidelines so far.
The firm said in October that it would offer over-the-counter trade execution and order routing for Bitcoin early this year.
世界最大の資産運用会社の1つであるボストンに本社を置く同社は、10月にFidelity Digital Assetsを創設し、ウォール街におけるデジタル通貨の取引と保護に対する初期の意欲が高まることを期待しています。
また、これまでFidelityは、これまで主にサイドラインにとどまってきたトップの競合他社よりも一歩先を進んでいます。
同社は10月に、今年初めにBitcoinに店頭取引実行と注文ルーティングを提供すると発表した。
“We currently have a select set of clients we’re supporting on our platform,” Fidelity spokeswoman Arlene Roberts said in en email.
“We will continue to roll out our services over the coming weeks and months based on our clients’ needs, jurisdictions, and other factors. Currently, our service offering is focused on Bitcoin.”
Fidelityの広報担当Arlene Robertsは、「われわれのプラットフォーム上で、現在サポートしているクライアントはいくつかある」とEメールで述べた。
「私達は私達の顧客の必要性、司法権および他の要因に基づいて今後数週間および数ヶ月にわたって私達のサービスを展開し続けるでしょう。現在、私たちのサービスはビットコインに焦点を当てています。」
またフィデリティの広報担当とのE-mailでのやりとりも公開しており、信憑性の高さを強調しています。
金融大手であるフィデリティの仮想通貨業界参加とあれば流動性向上につながる可能性が極めて高いため、同社の今後のアナウンスが注目されます。
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