【2019年5月27日のニュース】BCH「51%アタック」を受けていた、ビットフライヤー加納氏が退任へ…他

今月15日に行われたBCHのハードフォークですが、直後のバグ発生のタイミングで51%攻撃(51% Attack、51%アタック)まで行われていたこととの一報が届いています。

また国内大手仮想通貨取引所bitFlyerの加納氏が退任を発表しています。

それでは2019年5月27日(月)の仮想通貨ニュースをお送りします。

BCH、51%攻撃を受けていた

BCH(ビットコインキャッシュ、Bitcoin Cash ABC)が先日5月15日のハードフォークを行った際に、51%攻撃を受けたいたとポッドキャストを放送しているGuy Swann(ガイ・スワン、@TheCryptoconomy)氏がTweetし話題となっています。

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混乱の中、未知の鉱山労働者(おそらく攻撃者だが未確認)がP2SH /#Segwitコインの束を奪おうとした。
しかし、http://BTC.TOPとhttp://BTC.COMは、SegWitコインを回収することを期待していたり、回収する準備をしていました…

2019年5月15にハードフォークしたビットコインキャッシュですが、フォーク後にBitMEXからバグを指摘され修正を行いました。

今回ガイ・スワン氏がTweetした内容では、このバグの最中にBCHが今回のハードフォークで盛り込んでいたSegWitアドレスへ誤送信されたBCHの回復を狙った悪意のあるマイナーに対し、BCHマイニングで大きなシェアを持つ BTC.top と BTC.com の2つのマイナーが協力して51%攻撃を行い、チェーンを巻き戻したとしています。

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#BCHが「分権化された、検閲に抵抗のあるお金」であるという認識を根本的に殺すことに気づいている人は少なくとも数人(おそらく部分的にしか)いません。
そして鉱山労働者が彼らの行動をもって「善人」か「悪者」かを争うために彼らに任せなさい。

また同氏は上記のようにも述べており、非中央集権のBCHにおいて中央集権的な対応を行ったことへの是非が議論を生みそうです。

ビットコインキャッシュの2重支払い発生を報告 – BitMEX

The Bitcoin Cash Hardfork – Three Interrelated Incidents

24 MAY 2019BITMEX RESEARCH

Abstract: The 15 May 2019 Bitcoin Cash hardfork appears to have suffered from three significant interrelated problems.
A weakness exploited by an “attack transaction”, which caused miners to produce empty blocks.
The uncertainty surrounding the empty blocks may have caused concern among some miners, who may have tried to mine on the original non-hardfork chain, causing a consensus chainsplit.
There appears to have been a plan by developers and miners to recover funds accidentally sent to SegWit addresses and the above weakness may have scuppered this plan.
This failure may have resulted in a deliberate and coordinated 2 block chain re-organisation. Based on our calculations, around 3,392 BCH may have been successfully double spent in an orchestrated transaction reversal.
However, the only victim with respect to these double spent coins could have been the original “thief”.


Bitcoin Cash Hardfork – 3つの相互に関連するインシデント

2019年5月24日BITMEX研究

要約:2019年5月15日のBitcoin Cashハードフォークは、相互に関連した3つの重大な問題を抱えていたようです。
鉱山労働者が空のブロックを生成する原因となる「攻撃トランザクション」によって悪用される弱点。
空のブロックを取り巻く不確実性は、元のハードフォークではないチェーンを採掘しようとした、一部の鉱山労働者の間で懸念を引き起こし、コンセンサスチェーンスプリットを引き起こしました。
SegWitの住所に誤って送付された資金を回収するための開発者および鉱山労働者による計画があったようであり、上記の弱点がこの計画を乱した可能性があります。
この失敗は、意図的かつ調整された2ブロックチェーンの再編成をもたらしたかもしれません。 私たちの計算によると、およそ3,392 BCHが組織化された取引の取消に二重に費やされた可能性があります。
しかしながら、これらの二重使用された硬貨に関する唯一の犠牲者は、元の「泥棒」であったかもしれません。

海外取引所のBitMEX(ビットメックス)は、今回の件でおよそ 3,392 BCH の2重支払いが生じていた可能性を指摘しています。
( 3,392 BCH をハードフォーク発生日5月15日の終値で円換算すると 1BCH = 44,420円 で 約 1億5千万円 程。)

ただBitMEXの報告によると、今回の2重支払いで被害を被ったのは、最初にSegfWit誤送信コインの取得を企てた犯人のみではないかとの見方を示しています。

ブロックチェーン・アートギャラリーをオープン – Swisscom

Swisscom(スイスコム)は、同社が提供しているSwisscom TVのプラットフォーム上で、ブロックチェーン技術を活用し著作権を保護されたデジタルアートワークのギャラリーを開始予定であることを発表しました。

Swisscom TV opens first blockchain-based art gallery

Art comes to the TV with the Swiss app «NOOW»: limited works from selected artists available exclusively on Swisscom TV.
A blockchain-based system in the background guarantees the ownership rights for buyers and payment for artists.

Blockchain enables limited edition digital artworks


Swisscom TV、最初のブロックチェーンベースのアートギャラリーをオープン

スイスのアプリ«NOOW»で芸術がテレビにやってくる:Swisscom TVで排他的に入手可能な選ばれたアーティストからの限定作品。
背景にあるブロックチェーンベースのシステムは、バイヤーの所有権とアーティストの支払いを保証します。

Blockchainは限定版デジタルアートワークを可能にします

スイスコムとは?

スイスコム (Swisscom AG) は、スイス・ベルン近郊のイッティゲン (Ittigen) に本拠を置く電気通信事業者[1][2]。
スイス連邦政府が51%の株を保有し[3]、2015年末時点で約21,000人の従業員を抱える。

参考·引用 : スイスコム – Wikipedia

加納氏が取締役を退任、新会社へ – bitFlyer

国内の仮想通貨取引所大手bitFlyer(ビットフライヤー)創業者の加納裕三氏がbitFlyer Holdings(ビットフライヤーホールディングス)取締役を退任し、新設子会社であるbitFlyer Blockchain(ビットフライヤー・ブロックチェーン)の代表取締役に就任したことを発表しました。

本日付で、新規ビジネス・ブロックチェーン事業に集中するためbitFlyer Holdingsの取締役を退任し、新設子会社株式会社bitFlyer Blockchainの代表取締役に就任いたしました。
Satoshiが発明したビットコインに魅了され、日本の仮想通貨(暗号資産)業界の黎明期から規制の議論や業界の発展について皆様と共に歩んで来られたことを本当に嬉しく思います。
そして、今後はブロックチェーン技術を応用した新たな市場を創出できるよう、関係各所の皆さまのご指導を頂きながら努力していきたいと考えております。

Robinhoodが新たに2億ドルを確保 – Bloomberg

米Robinhood(ロビンフッド)は少なくとも新たに2億ドルを調達しており、その企業価値は最大で100億ドルに達する可能性があるとBloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

なおBloombergの質問に対しRobinhood側はコメントを控えています。

BitLicenseを取得 – Robinhood

Robinhood(ロビンフッド)は今月23日に、取得が難しいことで有名な米NY州で仮想通貨取引、送金などを行う為に必要なBitLicense(ビットライセンス)を取得しています。

BitLicenseは、大手取引所だとCoinbaseなど、またRipple社やCircle社、日本国内ではbitFlyerが取得しています。

We recently announced that Robinhood Crypto received the BitLicense and a money transmitter license to operate in New York.
As of today, New Yorkers can officially invest in cryptocurrencies on Robinhood Crypto.

Currently, you can invest in seven cryptocurrencies on Robinhood Crypto: Bitcoin, Bitcoin Cash, Bitcoin SV, Ethereum, Ethereum Classic, Litecoin, and Dogecoin.
You can also track price movements and news for those and 10 additional cryptocurrencies.


私たちは最近、Robinhood Cryptoがニューヨークで事業を行うためにBitLicenseと送金機ライセンスを受け取ったことを発表しました。
今日現在、ニューヨーカーはRobinhood Cryptoの暗号通貨に正式に投資することができます。

現在、Robinhood Cryptoには7つの暗号通貨(Bitcoin、Bitcoin Cash、Bitcoin SV、Ethereum、Ethereum Classic、Litecoin、Dogecoin)に投資できます。
あなたはそれらと10の追加の暗号通貨の価格変動とニュースを追跡することもできます。

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